機械設計のAB Design

3次元設計のススメ

3次元設計はコスト削減や開発工数を減らす上でなくてはならないものになっています。
一昔前なら、中小企業にとって3D−CADは手を出しにくいものでしたが、最近では価格が下がり操作性も格段に向上して、個人でも扱えるようになってきました。

当方は低価格で高品質な設計をご提供するため3D−CADを導入しています
使用CAD: SolidWorks


まだ、設計を3次元化していない方のために その有効性をご紹介します。

3次元CADの操作は決して難しくありません

基本操作だけなら小一時間もあれば使えるようになります。
複雑な操作をしたければ付属のチュートリアルをじっくりと2〜3日かけて習得すれば大抵のことはできるようになります。(個人差はありますが)
わからないことがあれば(メジャーなCADなら)ネットで検索すれば解決することが多いです。

ん十万もするような講習を何日も受ける必要はありません。

←左のメニューの「機械要素」にも簡単な操作方法を載せています

たとえば

左のような簡単な箱型のモデルを作るとしましょう。
3D-CADの手順としては、
@四角を書く A縦横寸法を入れる B角丸にする
C押出す(勾配必要ならワンクリック D丸を書く
E穴を空ける F取付ボスを立てる G稜線フィレット
と、形が決まっていれば全工程で5分かかりません。



これが

2次元で作図する場合、左図のようにたくさんの線を引き、配置を定義しなければなりません。
指示する寸法はわずかでも、形状を示すための”無駄”な線をたくさん「手作業」で書くのです。

ここでもし、幅の寸法が変更になったとしましょう。
2次元図面で修正する個所は...たくさんありますね。
3D−CADなら、数秒で修正できます。


2次元図面を否定するつもりはありません。3Dでモデリングしても結局は2次元図面に出力しなくては寸法信頼性が保てませんから。設計者の作業効率向上に3D−CADは有効だということです。


3次元CADが高価というのは昔の話

たしかに初期費用で比べると2次元CADの数倍しますが、作業効率を考えると当方の経験から、1年以内には元が取れると思います。(たくさん設計するならなおのこと)

当方にご相談いただければ安く購入する方法も伝授します。(違法ではないのでご安心を!)


また、3Dのデータがあると、部品の制作費用がかなり安くなることがあります。
試作メーカや金型メーカのほとんどは3Dデータを使って加工しています。
図面と一緒に3Dデータを付ければ安く制作することができるのです

制作ミス、作図ミスが大幅に減ります。
2次元図面だけだと、極端な話し、線1本入れ間違えただけで全然違うものになることがあります。
貴重な開発費を無駄にしないためにも、ぜひ3D−CADの導入をご検討ください。


当方へご相談いただいてもかまいません。
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